1953-02-04 第15回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
りくつは立つかもしれませんけれども、これは見解の相違になりまするから、あえて触れませんが、来年度の予算の編成にあたつて、少くとも厚生大臣として予算の編成に臨みました態度は、最初昭和二十八年度の予算編成に対して私が基本的の態度として申し上げました通り、少くとも従来厚生行政としてなすべくしてなし得なかつた点、そういうふうな面をむしろ私はこの際重点的に取上げて、国家財政の許す最高の限度において厚生予算、従つて厚生行政
りくつは立つかもしれませんけれども、これは見解の相違になりまするから、あえて触れませんが、来年度の予算の編成にあたつて、少くとも厚生大臣として予算の編成に臨みました態度は、最初昭和二十八年度の予算編成に対して私が基本的の態度として申し上げました通り、少くとも従来厚生行政としてなすべくしてなし得なかつた点、そういうふうな面をむしろ私はこの際重点的に取上げて、国家財政の許す最高の限度において厚生予算、従つて厚生行政
従つて、厚生行政の今後における重要なる問題は、やはり人口問題の解決であろうと思います。それには移民の問題だとか、工業化の問題だとか、いろいろに言われておるのでありますが、しかしなかなかこれは言うべくして、そう簡単に行われ得ない。とりあえずやはり受胎調節に重点をおいて、人口制限ということは、厚生行政の非常に重要な問題、国民生活全体の水準にも影響する問題だと思います。
第三の点については、既述の如く本法案は、あくまでも外貨獲得に資しうる外客宿泊施設の整備助長を主眼とするものであつて、国立公園法及び温泉法に基く厚生大臣の権限に抵触するものではなく、従つて厚生行政としての指導取締の一元化をみだすものではないと思料する次第である。